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「レフト・ビハインド」ブルーレイ [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]

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Amazonでは、あまり評価が高くないような?

同じくニコラス・ケイジ主演の「ノーリッジ」みたいなことを期待して見ました。

ニコラス・ケイジは、良くも悪くもいつものニコラス・ケイジです。

そして、飛行機は空へ。
原作本はベストセラーだそうです。
それで、すわ映画化となってのでしょうね。
制作はカナダです。

終末論が実際に起きたらこうなる、というのを映像化しています。
・・・が。
手法がいかにせ、古臭い。
予算もあまりなかったのでしょうね。
ニコラス・ケイジ以外はメジャー級の役者さんは出ていません。

終末論を扱った映画ながら、それほど宗教観は出てこず
一応、飛行機パニック物にはなっています
しかしながら、合成などが安普請で
それゆえに、B級、C級の映画になってしまっています。
飛行機のコックピットのシーンでも、外は思いっきり合成であることがわかるし
人々が突然消えてしまった世界の描写もテレビドラマ程度の画面。
スクールバスが橋げたから落下してくるシーンなどもあるのですが
スクールバスしか車が描かれていません。
予算の都合で1台しか壊せなかったのでしょうね。

「ノーリッジ」の方では、地下鉄のクラッシュシーンや飛行機が墜落してくるシーンは
この手の映画の中で、ぴか一なのではないかという程の迫力のあるシーンになっていて
それゆえに、ストーリーもリアル感があります。

映画のクオリティーが30年ほど前の作品程度しかなく
題材はよさそうなだけにもったいない。

後半、絶望的な展開になっていき、主人公の娘が橋の欄干に登り
自殺を試みるシーンがありますが、なぜかそこで突然カントリーロックの様な曲が流れます。
よもや、彼女が歌いだすのかと思ったら、さすがにそれはありませんでしたが。

飛行機を着陸させるシーンも、30年前の映画のような不自然な展開。
その当時は、こうした展開が常套手段で、ドキドキもしたものです。

著名な監督が予算をかけて撮っていたら、それなりな作品になっていたと思います。

ニコラス・ケイジは、最近空振り気味なのでちょっと寂しいですね。 

 お


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