「CHAPPiE」 [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]
第9地区のニール・ブロムカンプ監督の第3作。
正直、前作「エリジウム」の大きな期待をして見事にはずされてwしまいましたので
今作は敬遠していました。
でも、アマゾンのレビューで良い評価の人も多数いましたので、思い切って購入。
ちなみに、「アンレイテッドバージョン」の方を。
劇場公開時には監督に無断でカットした場面があったそうな・・・。
あらずじは、警官に代わって街の治安を守るために開発されたロボットにA.Iを搭載、
そのこがギャングによって「立派なギャング」に育っていく過程とその後
を描いている作品なのですが。
舞台となるのは今回もヨハネスブルグ。
物語が進むにつれて、ギャングにも日常の生活があることなどが描かれていきます。
また、簡単に銃が購入できるシーンも。
それらの社会的な事情を浮き彫りにしていきます。
チャッピーのモーションキャプチャー役はいつもの(笑)シャールト・コプリー。
実は若干、この人のとっても濃い演技が苦手ww
でも、今回はCGのロボットに置き換えられているのでまぁまぁ(笑)
そして、今回は悪役側に回るヒュー・ジャックマンがやはり秀逸。
自分が開発した戦闘ロボットの不評を、警官ロボットにウイルスを流すことで
なんとか自分の手柄を立てようとする開発者役を、見事に演じています。
さらに、とても重要な役柄として、
チャッピーの育ての親となるギャングにラップグループの
「ダイ・アントワード」の二人が好演。
最初はチャッピーを強奪、ギャングに仕立てようとするその姿に腹が立つものの
ストーリーが進むに連れて別の感情が湧いてきます。
そして・・・。
今作は第9地区の良さが出ています。
音楽もかっこいいなと思って観ていたら、「ハンス・ジマー」
さすがです。
ぜひご覧あれ。
コメント 0