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「猿の惑星・新世紀」 [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]

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1作目が面白かったので期待したのですが・・。

1作目では、とびちった薬品を浴びた研究所員が出血をして死亡してしまうところと

シーザーが森に還るところで終わります。

2作目は、その研究員のウイルスが拡散していき、人類が危機に陥ることと

森に還ったシーザーが群れを形成していくあたりをやるのだろうと思っていたら

その辺は、バイオハザード的な画面で説明が終わり

一気に荒廃した地球と、発達したエイプの普段の生活の様子から始まります。

その、冒頭のエイプの群れの暮らしの描写が長いので

ちょっと退屈します。

きちんとモーションキャプチャーで描かれているチンパンジーとはいえ

やはり、CG。

舞台となる場所も、そのエイプたちの居住区と

生き延びていた人類の居住区の2箇所のみなので、ちょっとスケールが小さくなった感じがします。

監督が変わってしまっているので、致し方ないのですが

映画のタッチも変わってしまっていて、

1作目のような人とエイプの関わりというよりは

人とエイプの戦争に焦点が置かれていて

また、ストーリーがそこへ進むための伏線も

エイプ内での裏切り行為などがあり・・。

あまりにも擬人化されたその様子がちょっと不自然な感じがします。

ただ、そのエイプと人の争いが

現実には、人が宝飾品のためにむやみに動物を殺傷していたり

動物達が暮らす森林を、木を伐採して切り崩してしまっているので

考えさせられます。

映画としての出来は、圧倒的に前作の方が上で

これも致し方ないのでしょうが、キャストが大幅に変わってしまっているので

いまひとつ人物に魅力を感じません。

ということで、いまひとつな印象でした。

これよりも、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」がお勧め。


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