EDIUS Pro5.5→EDIUS Pro8へ移行 [パソコン関連]
うちの編集方法に合っているEDIUSをずっと使っているわけですが。
ウインドウズ10への無料での移行が夏いっぱいということなので
そろそろ、しておこうかとポチッしたところ・・・。
メインで使用している「EDIUS 5.5」をアンインストールせねばならぬ
いう警告が・・・。
ま、4世代前のバージョンなのでね。
では、なぜ、ずっと使い続けてきたか・・。
まず、EDIUS 6
それまでのEDIUSシリーズとはショートカットが大幅に変更されてしまって使いづらい。
結局32ビット対応での発売。
この2点で導入を辞めました。
実際に、6にしたものの5.5に戻して使っているという話も沢山あがっていたので。
で、7。
たしかこれも、発売当初は32ビットのみの対応でしたよね。
なので、「8」はさすがに64ビット対応してくるだろうと、これもパス。
で、8もネット上では「GUIが変わってしまって見づらい」とか
動作が不安定、などあまり芳しくない。
やはり8も、「5に戻してそっちを使っています」なんていう意見も。
そんなこんなでバージョンアップを先送りにしてきました。
日々編集があるので、立ち止まるのは危険ですので。
しか~~し。
ウインドウズ10では動かせない・・・。
5.5はなにせ32ビット動作だし、おまけにAVCHDにはネイティブで対応はしていないので
動作が重い重い・・・。
そして、ここが一番の問題点なのですが
「試用版」であろうとも、以前のバージョンがインストールされているパソコンには
8はインストールできない!!。
これですこれ。
ちょっと試してみるわけにはいかなくて、5.5を完全にアンインストールしてからでなくてはならない・・・
というね・・・。
日々、作業をしている立場ではいかにせ行きづらい状況なわけですorz
でも、いずれはウインドウズ10に移行しなくてはなりませんし。
そこで、エイヤっ!!とEDIUS 8をポチして、
届いた物をインストールしてみました。
無論、5.5はアンインストールしてです。
5.5ではUSBキーなるものが付属していて、使用するパソコンにUSBメモリーのような物を
挿して使うという方式から、
「EDIUS ID」なるものをネット上で作成して、ネットによる認証方式となりました。
これが、ちょっと面倒でしたが・・・。
ま、なにはともかくEDIUSのアイコンをポチ。
新規の空のプロジェクトを立ち上げました。
およよ、噂では聞いておりましたが見た感じが全然違う。
なんでも、フラットデザインを採用したとのことで・・。
でも、これって・・・。
某社のプレ○アにそっくり!?笑
でも、ご安心あれ。
ドラッグ&ドロップでそれぞれのウインドウの場所は
簡単に変更できました。
実は、このGUI、作業をするためのウインドウレイアウトがとても重要でして。
この手の類の仕事に従事している人は、必ずウインドウレイアウトを自分なりに
並べ替えをしているはすです。
で、もうひとつ重要な「環境設定」もいつもの通りに変更。
ちなみに8はウインドウの淵が黒っぽくなっていますが(5.5はグレー)
環境設定で色を変更できるようでしたよ。
自分はこの黒が気に入ったのでこのまま使用しますが。
で。
こっからが肝!!!
きっと、8へ移行しようかどうか悩んでいる方も閲覧してくれているのではないかと思うのですが
前のバージョンのプロジェクトデータが読み込めるのか?!
はい、そこで実際にポチしてみました。
お、なにやら読み込みにいってる感じ?!
読み込みました。
5.5で色分けしたトラックの色もそのままです。
ただ、8はオーディオ系の音声圧縮のプラグインが全く入っていないので
もし、オーディオ系のエフェクトを使用しているプロジェクトは・・・。
ということで、今試してみました。
結果、プロジェクトは何の問題もなく読み込めました。
使用していたオーディオ系エフェクトは「使用しているプラグインが見当たらないため、ダミーエフェクトに置き換えます」との警告文が出るのみでした。
そのほかは、全て前のまま読み込んでくれました。
例の「ショートカット」ですが、ごく一部が変更になっていたくらいで
別に支障ない感じです。
色んなことが、ほぼ前のままです。(いい意味で)
EDIUSを使用していた人なら、すぐに作業にとりかかれると思います。
若干、ボタンの場所などが変更になっていますが、見つけてしまえばこれも問題なし。
むしろ64ビット対応となったことでのサクサク感の恩恵の方が大きいです。
ただし!
DVDジャケットのような(ていいうか、それ)に入っていて
マニュアルは一切ありません。
注意書きのような文章の紙切れが2枚入っているだけです。
なので、パソコンに不慣れな人やこしたソフトを始めてインストールする人だと
最初でつまづきそうです・・・。
ということで、自分的には8への移行は100点満点です。
ちなみに、これもネット上でよく見かける記事ですが
音声の波形がとってもちっちゃくて「これじゃ役に立たない」わけですが
環境設定でリニアをデシベルに変更すれば以前と同じになります。
オーディオ系エフェクトも試しに放り込んでみたIK.Multimedia社のT-RACKSのコンプは読み込めました。
動作もしました。
5.5では、読み込む物の重くて使えるレベルではありませんでした。
ちなみに(まだ続くんかw)万が一のために、プレミアでの「マルチカメラ編集」も
試みてみました。
が・・・・。
うちの編集は、スイッチャーでミックスしているような編集、
カメラをバスッバスッと切り替えるのではなく、ミックスしながらのカメラ切り替えがうりです。
とても時間がかかるわけですが・・。
プレミアだと、この方法が現時点ではうまくできません。
(マルチカメラでのモニターの仕様で)
プレミアもプレミアで色々と便利なんですがね。
参考になりましたかね?
ひとまず、自分的には5.5から8への移行は問題ありませんでしたよ。
(ただし、コンプやリミッターの類はついてません)
関連記事「その2」