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「思いやり」をなくしてしまった日本人 [日記]

なんか最近、世の中が変。

自分本位なできごとばかり。
これってどうしちゃったんだろうって思ってたんですが、
全てに通じるキーワードを見つけました。

「思いやり」

思いやるっていうこと。
他人や、周りのことを考えることですね。

原因の一つに「携帯○○」があるのではないかと。
そのはしりは、携帯カセットプレイヤーですかね。
あれは、画期的でした。
家でしか聞けなかった音楽が外へ持ち出せるようになりました。
しかし・・。
まもなく起こった問題が「ヘッドホンの音漏れ」

そして、携帯電話。
これも、家や公衆電話でしか通話できなかったのが、どこへでも持ち歩けるように。
そして、スマートホンの登場。

最近の電車の中では、耳はヘッドホンでふさぎ、視線は小さな画面。
これでは、周りにいる人に考えがいくわけもなく・・・。

そして、ペットボトル。
どこでもお茶や水が飲めるようになりました。
そこから、いつの間にか食べ物もどこでも食べるように。

これらはすべて「個人」向けの商品です。
個人がいかに便利に過ごすか。
そこを追及していけば、他人への意識は薄れていきますね。

「思いやり」
これをなくしてしまったことの、象徴的なことが「イジメ」
クラスメイトを思いやる気持ちがあれば、いじめなど起きるはずもなく。
「それをしたら、相手がどう思うか」など考えもしないから、いじめる。

では、思いやりってどこで覚えるのか。

幼少期に、母親から受ける愛情(思いやる気持ち)ではないでしょうか。
時には叱られます。
でも、それも「その子のことを思ってこそ」
思いやりです。
そんな思いやりを受けていくことで、自分も他人を思いやれるようになる。
見よう見まねっていうやつです。

ところが、今の子供たちは幼少期に保育園に預けられてしまい
母親の愛情を受け取る時間がほとんどない。
保育園では、「事故が起こらないように」することで精いっぱい。
叱るなんてこともしないでしょうね。
すぐにクレームになりますから。

母親が家にいれば、子供は常に母親の視線を感じて育ちます。
「安心」ですね。
いつもみていてくれるわけですから。
でも、保育園では一人の先生が何人もの相手をしなくてはならないので
見てくれていない時間があります。
「不安」です。
だから、今の子たちは大きい声をあげ、暴れます。
見てほしいから。
見てほしいから、馬鹿な事件を起こします。

母親に叱られず、保育園の先生からも叱られない。
だから、今の若い人たちは他人の話を聞きませんね。
説教はいらない、とか、うざっとか。
それで済ませてしまうので、一向に良くなりません。
性格に難がある場合も「メンヘラですから」と片付けてしまう。

たぶん、「思いやる」ということを知らないのでしょう。
教わったことがないから。
ストーカー殺人もその最たるものですね。
自分のことしか考えていない。
相手のことを思いやるなら、起こるわけもなく。

日本の教育は何を教えているのでしょう。

現代の企業もそうですね。
昔は、ユーザーライクでした。
今の企業は自社の利益が最優先です。
ユーザーを大切にするよりも。
ユーザーサポートという、パート、アルバイトを雇って対応させているから
マニュアル通りの対応しかできず・・。
ユーザーを思いやっているとは到底思えません。
(中には今でもユーザーライクな企業もあります)

すべては「思いやり」

思いやりというのは、「思いやる」という自発的な行動です。

お互いに、思いやりがあれば、何も争いは起こりません。

今一度、原点に戻ってみませんか。

 


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