SSブログ

「パッセンジャー」 イオンシネマ幕張新都心7番シアター [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]

どうしても、もう一度「映画館」で見ておきたかったので
行ってきました、イオンシネマ。
前回、199席と書きましたが185席でした。
b_81070_07.gif
駐車場が6時間無料になってので、普通に、買い物、食事、映画を見る
であれば、無料で止まられるようになりました。

上映はレイトショーのみ。
ゆえに、仕事終わりなんかでも余裕で間に合います。

前回は、中央通路のすぐ後ろの列を選択。
すぐ前に他人がいないので、集中しやすいので
どこの映画館でもわりとこの列を選択します。

そして、今回は「どうせガラガラだろう」と中央通路前の列で鑑賞。
館内には自分たちを含め、3名のみ。
40代くらいのサラリーマンの方でしたね。

7番では、空いているロードショウではこの「通路前」がよさげです。
まず、画面が近くなるのでけっこう視界いっぱいになります。
(成田IMAXにハマってから、この「視界いっぱい」が好きです笑)
そして、音。
この場所だと、ウーファーの振動がきちんときましたね。
「ドッゴーン」ときましたよ。
これは、自宅では到底無理です。

幕張新都心のイオンシネマは後発なので、ちゃんと座席の傾斜があるので
前の人の頭はそれほど気にならないかも??

ただ、洋画の場合
どうしても、初見は字幕を一生懸命読まなくてはならないので
字幕を読んでいる瞬間は画面の上のほうは視界からはずれてしまいます。
(成田IMAXのエグゼクティブシートも同様)

そして、「パッセンジャー」(原題ではパッセンジャーズ)
やはり、クリス・プラットの精細な演技が光ってましたね。
今回は、あらすじはわかっているのでバーテンダーも含めた3人の演技をしっかり見てきました。
3人とも、その時々に魅せる表情が見事で、すべてが架空のSF映画を
リアルなものに見せてくれていました。

二人が主人公ということもあって、ちょっと「タイタニック」を思い浮かべました。
あちらは、海でしたが、こっちは宇宙という大海原。

監督はSF映画が好きなのでしょうね。
いろいろと細かな設定がきちんとされています。

たとえば、船外へ出て宇宙遊泳ができるサービスがあるのですが
エアーロックを潜り抜けると、自動的に背中にアンカーが装着されるようになっていて
宇宙で迷子なんてことにならないようになっています。
今回、主人公達は「パッセンジャー(乗客)」であって、
船外活動などの訓練を積んでいるわけではないので、ジェット推進を使っての宇宙遊泳ではなく
あくまでも自由落下です。
劇中のシーンにはないのですが、アンカーが装着されることから
船内に戻るときには、このアンカーが巻き戻されることによって戻ることが容易に想像されます。
そして、そここそがストーリー上も重要な意味を持っています。
さらに、船外活動で別の場所へ移動した際には、
これも自動で別のアンカーが装着されます。

また、「乗客」なのでクルーのスペースにはセキュリティーで立ち入れない設定です。
これも、実はストーリー上巧妙な設定で、その後の展開を大いに盛り上げます。

そのセキュリティーは、腕に装着するアームバンドをかざすことと
自身のセキュリティー番号により管理されているですが
これも、ストーリー上大きな意味を持っています。

この手の映画では、「2001年宇宙の旅」で再現された
居住空間を回転させることで、疑似重力を作り出す
が、基本となっていますが、
今回はそれをさらに発展させた形になっていて
大型宇宙船であることを認識できる設定です。
また、120年におよぶ航行ではA.I.による自動航行に設定されていて
故障などの不具合も自動修復機能が装備されています。

さらに、彼がかなりレベルの高い「エンジニア」であるという設定も。
そして、船内にはきちんと「マニュアル」も装備されています。
非常時用のスペアパーツもきちんと用意されています。
そういった場面も映像でみせてくれるので、その後の展開にも納得がいくようになっています。

トレイラーにも写っているので、ちょろっと明かしますが
要所でローレンス・フィッシュバーンが出てくるのですが
やはり「マトリックス」以降、彼が画面に登場すると
「本格的」な匂いになります。
むろん、それはきちんとした演技に支えられているものですが。
出番は本当に短いのですが、しっかりと味を魅せてくれます。
そして、これもストーリー上重要になっているのです。

各所に(バーテンダーも含め)アンドロイドや画像によるインフォメーションが設置されているのですが
それらは、きちんと120年後、目的地に近づいた時に動作する程度のプログラミングしかされていなく
その設定も、映画を面白くしている要素です。
専門外の質問をしても、答えは出てこないわけです。

ブルーレイの発売が待ち遠しいですね。
メイキングとかたっぷり入っているといいな。

クリス・プラット、作品ごとにどんどん成長していってますね。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでは、自身のキャラクターそのままの感じでしたが
(様々な映画のメイキングではふざけているシーンがいっぱい)
ジュラシック・ワールドでは、そういったシーンは一切なく、
さらに、今回はかなりシリアスな演技が必須でしたが、見事に主人公を演じきっています。
細かな表情が光っていました。

残念ながら、この映画のフィギュアの類は一切ないですね・・。

といった具合に、設定がきちんとされているので「そんなわけないだろう」となりません。
例のグラビティーどうの、という映画のように笑

ちなみに、この作品でサウンド・トラックを担当しているのは
「トーマス・ニューマン」で、あまり聞いたことがないな
と思っていたら、ファインディング・ニモやWALL Eなどを担当している人でした。
たしかに、WALL Eに似た感じの楽曲がありますね。
そして、ここに出てくるお掃除ロボットはWALL Eに出てくるあの子
みたいです。
もっと簡素化された、ルンバみたいな形ですが。

そして、なんとなく「サイレント・ランニング」を思い出していました。

2Dでの上映、および4DXでの上映はまだあるみたいですよ。
自分は車酔いするので、残念ながら4DXは無理なのですが・・・。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。