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「エンド・オブ・ホワイトハウス」 [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]

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ホワイトハウス陥落
裏面に書かれているこちらの方が原題のニュアンスに近い。

大統領側近のシークレットサービス一員のマイク。
ある日、吹雪の中をホワイトハウスに戻る途中の事故で
大統領夫人を死なせてしまう。
彼に責任はないものの、現場の任を解かれ、書類整理の仕事をこなす日々。

そこへ、組織化された大掛かりなテロ集団によるホワイトハウスへの攻撃が始まる。
訓練されたその手段はいとも簡単にホワイトハウスを占拠。
訪れていた韓国大統領と合衆国大統領らを人質に地下のバンカーで立てこもる。

その様子を隣のビルから見ていたマイクは現場にかけつけ・・・。

アントワーン・フークア監督作品。
アフリカ系のアメリカ人監督です。
代表作に、「トレイニングデイ」「シューター」「イレイザー」などがあり
最新作は「マグニフィセント・セブン」

シューターでは、いまやすっかり「テッドの人」のマーク・ウォールバーグが
元狙撃隊員の役を演じていて、とある策略に巻き込まれ
孤軍奮闘するストーリーをスリル満点に描いていましたし、
「イレイザー」では、デンゼル・ワシントンを起用し
裏の顔を持つ元スペシャルエージェントの活躍を描いた作品でした。

今回も、マーク(アーロン・エックハート)がいわばヒーロー。
ここに写っている三人がそれぞれ別の場所で重要な役どころを演じています。

フークア監督の作品は、いかにもアメリカ映画の感じがあり
荒唐無稽なのですが、それが徹底されているので
「まさか」もうけいれられてしまいます。

ホワイトハウスが陥落していくさまも、容赦なく、あり得ないほどです。
ですが、そのあたりをしっかりとした役者を配することによって
あり得そうな話にしたてています。

この監督の特徴は、やはり「スピード感」
平穏な日々から、何かが起き、そして後半へと加速していきます。

俳優の使い方がうまいのでしょうね。

伏線的に、大統領の息子の話も絡んでくるのですが
その辺の絡め方もセンスがあります。

基本的に、主人公がやられてしまうことはありません。
ダイ・ハード的要素に、さらに裏のストーリーを加味した感じです。
ダイ・ハードでは、とにかく一人で活躍、その様子をひたすらに描いていますが
フークア監督の作品では、そこに政治的陰謀やそれらに従事する人々の様子も描かれていて
より重厚な作品になっています。

それにしても、モーガン・フリーマン。
メイキングの中でスタッフも言っていますが
彼がスクリーンの中に現れるだけで、映画自体が一気にレベルが上がります。
彼もまた重要な役どころなのですが、印象的なシーンがあり
そこも、さすがです。
モーガン・フリーマンが出演しているだけで
架空のストーリーも現実味を帯びます。

攻殻機動隊の主演に抜擢されたスカーレット・ヨハンソン主演の映画
「ルーシー」でも、彼がいるだけで映画に重厚感を与えています。

ちなみに、「ゴースト・イン・ザ・シェル」
4月7日からIMAX3D公開ですが
いま、コングとシングを上映していて
6日が最終とはかかれていなかったので
7日からは3本同時上映ですかね??

IMAX作品が増えてきて、大忙しになってきましたね。

7日過ぎに、コングと攻殻機動隊の2本立てで成田IMAXに行ってこようかなぁ。

そして、お願いだからソネットさん、一日も早くEDGEに対応をお願いします。
予測変換を使えるようにしてください。
IEの変換候補もつかえたものではないので・・。


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