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「フライト」ブルーレイ [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]

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今回はネタバレありです。

パニック物なのかと思っていましたが
「依存症」を扱った話でした。
依存症を扱った映画というと、ドラマ部分のみで構成されますが
それだと、かなり限られた人が観るのみになりがちです。
それを、優秀なパイロットの武勇伝をからめることで
沢山の人が観られるような展開になっています。

冒頭のちょっと刺激的なシーンから(ここも実は大事な要素です)
物語は始まります。
そして、雨の空港のシーンに移り、いよいよフライト。
デンゼル・ワシントンが「ベテランパイロット」を好演しています。

そして、「いつものごとく」飛行機は空へと。
そのシーンでもベテランパイロットであることが描かれます。
そして・・・。 

墜落に至るシーンは、これまでのこうした飛行機パニック物の中で
一番緊迫感があるかもしれません。
ずっと口が開いたままになってしまいました。

そして、病院で目が覚めるところからこの物語の本編へと。

ここからは「ドラマ」となります。
病院から退院した主人公に事故調査委員会の査問が迫ってきます。
彼には、ある依存症があり、それを隠し通すことがパイロットとして復帰するために
必要なこと。
しかし・・・。

そして、いよいよ結末・・・。

ここは、ぜひご自身で確かめてみてください。

やはり、さすがというかデンゼル・ワシントンの演技が秀逸で
まるでドキュメントを見ているようです。
何度も崩れ落ちそうになる主人公に「そっちに進んではだめだよ」と
思わず肩入れしたくなるほどです。
そして、だからこそ
このエンディングが非常に意味があるものとなります。

わき役陣も豪華で、映画にリアル感を添えます。
アイアンマンで、空軍大佐役を2作目から演じているドン・チードルが
ここでは、彼を守る弁護士役をやっていて、彼の持ち味がとても活かされています。
アイアンマンでの代役はちょっとキャラクターが合っていない感じでしたので
ここでは、いい役についています。

とても深い、良い映画でした。
お勧めです。
 

 

 


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