「オデッセイ」を成田IMAXで観てきました。 [映画・ゲーム・ブルーレイ・オーディオ]
遅ればせながら、「オデッセイ」観てきました。
まずは「成田IMAX」のお話。
先週、幕張新都心イオンでドルビーアトモスを経験しているので比較しやすいのですが
やはり、成田IMAXは絵も音も桁違い!
スクリーンは横も縦もでかく、まさに視界いっぱい。
そして、その天井の高さが功を奏しての他館にはない音量感。
大音量でも、反射音で飽和してしまうことがありません。
鳥肌が立つほどの音を聞かせてくれます。
映画の予告編でも、その実力を発揮します。
『レヴェナント:蘇えりし者』で、パーカッションが見事に鳴り響いていました。
オデッセイでもロケット発射のシーンが何度かありますが、その都度轟音を響かせます。
冒頭の砂嵐のシーンでも本当に痛いほど。
そして、映画。
スペース・シップを撮らせたら、リドリー・スコットの右に出る物はいないでしょうね。
プロメテウスでも「プロメテウス号」の雄姿を見ることができましたが
オデッセイでは、ヘルメス号の雄姿を幾度となく見ることができます。
そして、原作者が生粋のSFオタクということらしく
今までのSF映画へのオマージュのようなシーンが沢山あり
SF映画ファンとしては楽しいシーンが沢山ありました。
いよいよクライマックスというシーンでも「Fly like an Ironman」というシーンがありますが
これもアイアンマンを見たことがない人にはなんのこっちゃの世界。
絵の方も凄く、本当に火星でロケをしたようなリアル感があります。
そして、マット・デイモン
一人芝居のシーンが多いのですが、見事な演技でまるでドキュメントを見ているかのようです
脇役陣も名だたる顔ぶれがそろい、物語を盛り上げます。
ストーリーも2転3転あり、緊張感が続きます。
原作者が2001年宇宙のたびが大好きだということもあり、そういったシーンも沢山出てきます。
また、「ゼロ・グ○ヴィティー」で、そこはそーじゃないだろう、っていう場面なんかも
「こうなんだよ」と言ってるかのようなシーンもあり笑
昨年、インターステラーで「久しぶりに本格的SF映画を観た」と思っていましたが
それをもはるかに上回る作品でした。
原作者が「宇宙船の軌道計算」が趣味だそうで笑、そういったシーンも出てきます。
映画冒頭、スコットフリーのロゴが流れたので「あ、そっか。これリドリー・スコットの映画だった」
まず、火星の地形からの描写。
ここからリドリー節炸裂です。
御年、78歳だそうですが、こういう映画を撮れるって凄いですね。
ただ・・・・
スコットフリーのロゴを見るたびに、弟さんのことが思い出され、ちょっとさびしい気持ちになります。
やはり、大好きな映画監督さんでしたので。
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