先日のサントリーホールでの収録 [仕事・音楽]
なんとか無事に済みました。
カメラの配置を決めるために、事前に本番中の動きを書き込んだ物をいただいておりました。
プロ興行なので、きちんとしたゲネが本番当日にあります。
そこで。
いただいた資料に、ゲネを観ながら
どのカメラで何を撮るのかを書き込んでいき、本番時にそれを見ながらの撮影。
この方法、バレエの発表会を撮影する際に編み出した(?)方法でして。
バレエの撮影では事前にスタッフ下見(リハーサル見学)があります。
主に、照明さんなどスタッフさんのためですね。
そこに参加させていただいて、配布されるフォーメーション表に
何をどう撮るかを記載、それを本番時にめくりながら撮影しています。
この方式を始めた当初は
その資料を座席横に置いて、暗転中にさっと見て確認
それで撮影をしていました。
で、はっと気がついたのです。
自分はギターを弾きます。
知人のライブの助っ人では、譜面を「譜面台」に置いて
それを見ながら弾いていました。
そうなのです、この方式を撮影にも採用してみたのです。
ビデオ三脚の横に譜面スタンドを置いて、そこにフォーメーション表をクリアファイルに入れたものを置いて
めくりながら撮影。
この方式を採用してから、細かい点まで追えるようになりました。
そして、今回のサントリーホールでのイベント収録でも採用。
今回はかなり演出が入っていたので、カメラ割りもしておきました。
これが、けっこう良くてなかなかに良く撮れました。
春と夏にサントリーホールでの収録があったことも功を奏しました。
そして、今回の「カメラ割り」を含めた撮影台本のようなもの。
この方式が今後かなり活躍しそうです。
サントリーホールで始まり、サントリーホールで終わる。
振り返れば、とても良い年でありました。
何事も、経験を積ませていただくことだなと、つくづく実感。
ありがたや、ありがたや。
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